100%な朝を迎える方法

平凡な毎日の何気ない出来事を切り取っていく

「素のすがた」

商売女が
営業的笑みで接してきても
話しているうち
わずかに垣間見える
素の姿が好きだ

それは別に裏の顔などという
邪な物ではなく
その人の生きた人生
これまでに刻んできた軌跡
そういったものが
ほんとうに、ほんとうに一瞬
顔の表面に出てくる

それを見逃さないでいる

なぜならばそれを見た時
なんだかわからないのだけれど
少しだけ幸せな気分になれるんだ