2022-04-11 「息苦しさ」 創作 幼馴染の家に久しぶりに行った同じ高校に入ったのにつるむ仲間が変わってずいぶんと疎遠になってしまった昔はいつも遊んでいたのにさ 奴らは整髪料の匂いを振り撒き煙草を薫せながらリリース日に買った流行りのCDを流しつつベースを掻き鳴らしていた なんだかとっても居心地悪くって 尻の座りが落ち着かなかった でもあの時 ひとつでも なんか心に引っかかっていたならばもっと人生、楽に生きられたかな 初夏の風が心地よいある放課後の出来事