100%な朝を迎える方法

平凡な毎日の何気ない出来事を切り取っていく

「今日の終わり」

日暮れの雨が
見える景色を全部青くした
帰路の車窓から見えるそれらは
まるで水の中にいるようで
否応なくかぶさってくる闇に
惜しみ
焼き付けるように眼を開く
今日の終わりは
今日の終わりは
青いのだ ということ

改札を出てしまうと
すっかり外は暗くなっていた