2022-06-23 「寝坊」 創作 時計を見ると出発時間をとうに過ぎていたぼやける頭を整理する休みではないやっぱり今日は仕事だと焦る地味に間に合うかどうかきわきわだ神様は絶妙に勝負をかける何とか間に合う方法を模索する顔を洗いながら厳しいと知る それで服を着替えながら言い訳を探る電車が遅れた 考えごとをして停まらない快速に乗ってしまったお腹が痛くてトイレにこもった頭が痛い 熱があるってな でも、やっぱり結局正直に言おう寝坊しちまった、と 潔く頭を下げるのだその方が、断然気持ちがいいさ